高田社長が売っているのは“幸せのイメージ”なのだ
2008年09月08日
実は、ずっとジャパネットの高田社長の苗字を
「たかだ」だと思っていました。
「たかた」なんですよね。
ジャ~パネット♪ってテーマソングを口ずさんでいた時も
たかだ~♪って言ってました。
でも“だ”の方が濁音で語感がグッとしまっていて、
高田社長の強力なキャラにマッチしているような
気がしませんか?
まあ、お名前の読み方ですので、
正しく読む方が礼儀にかなうというもの。
もうちゃんと、たかた~♪って歌ってます。
(おい、歌ってるのかい!自己突っ込みです)
■今回の話題────────────────────────
高田社長が売っているのは“幸せのイメージ”なのだ
──────────────────────────────
私は生粋の九州人なので、
高田社長の九州弁のイントネーションは、
さほど気になりません。
というより、ハイトーンな話し方以外は、
普通に私たちの会話です。
もちろん端々に出ているであろう長崎なまりも、
方言だとは気づいていません。
(私たち九州人にとっては共通語の範囲内ですから)
でも、あのトークには、引き込まれます。
なぜだろう?と思っていたら、
しゃべりのプロ、アナウンサーの梶原しげるさんが
その秘密について解説している記事に出会いました。
ネタもと:NBonline(2008年6月19日)
梶原しげるの「プロのしゃべりのテクニック」より
「ジャパネットたかたの本当のすごさ」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nba/20080611/161788/
■ひとことで言えば─────────────────────
<商品+イメージ>のセット販売こそ「ジャパたかモデル」
──────────────────────────────
<ポイント1>「幸せのイメージ」を伝える
↓↓↓ ここから記事引用 ↓↓↓
(あの、独特の声の調子を思い浮かべて)
「大型液晶テレビ。画面が大きいんです。
画面が大きいと、家族みんなで見られるんです。
皆さん!
これまで小さなテレビを別々の部屋で見ていませんでしたか?
この大画面液晶テレビ! 大きいですから居間に置きますね。
くっきりはっきり大型、大画面液晶
(高田社長はあえて同じ言葉を何度も繰り返すのが特徴)。
家族みんなで見たいですね。
お父さんも、お母さんも、お子さんたちも、
おじいちゃんも、おばあちゃんも。
どうです。家族が一つになって、1つの液晶大画面を見る。
昔みたいな家族だんらんが戻ってくるんです」
高田社長は、商品の性能を細かく説明するより、
その商品を購入することで、
一家にどんな幸せが訪れるかをイメージさせることに
心を砕くのが常だ。
↑↑↑ 引用ここまで ↑↑↑
そうなんですね。
高田社長のトークには、話を聞いている人に、
その商品を使うことで自分が獲得できる
“幸せ”をクッキリとイメージさせる力があるのです。
最近のマーケティングでは、商品の持つ機能だけでは、
もう消費者に驚きや感動を与えることができないので、
商品にまつわる「感動のストーリー」を付けて、
販売に結びつけようとしています。
例えは違いますが、
以前放送されていたNHKの番組「プロジェクトX」を
思い出してください。
現在では、当たり前としてそこにある存在である
「新幹線」「ダム」「トンネル」などについて
開発者の体験談を織り込むことで
感動のストーリーに仕上がり、超人気番組になりました。
今では全く新しい機能を持った新商品を出すときでさえ、
商品開発ストーリーを紹介するという手法が定着しています。
そうなんです。
高田社長が本当にスゴイのは「幸せのイメージ」という
ストーリーを伝える力なのです。
あのハイトーン、ハイスピード、そして、長崎なまりさえも
高田社長というストーリーテラーにとっては、
添え物でしかないのです。
<ポイント2>「未来のイメージ」を伝える
↓↓↓ ここから記事引用 ↓↓↓
だいぶ以前。
たしか新発売の700万画素のデジカメを紹介した時もそうだった。
当時、700万画素と言えば相当なハイスペック。
普通なら技術的に優れている部分をアピールしたいところ。
しかし、高田社長はこう切り出した。
「いいですか、人気のデジカメ。今日のはなんと700万画素なんです。
700万画素だと、写真を、ほらここにある新聞紙(手に新聞紙を広げる)
一面の大きさに引き伸ばしても、
このように(今度は同じ大きさに引き伸ばした写真に持ち替え)
写真のきめが粗くなりませんね。サービス版の画質と変わらないでしょ。
どうです。
こんなに大きくしても、くっきりはっきり画質が落ちないんです。
この700万画素のデジカメで、お子さんやお孫さんの写真を、
例えば誕生日ごとにとっておいて、
20歳の成人式の日にこの新聞紙の大きさの成長記録集として
プレゼントしたら、びっくりしますよ。
『お母さんありがとう』『おばあちゃんありがとう』
振り袖姿のお嬢ちゃん、泣いて喜んでくれるんじゃないですか。
700万画素だからできるんです。写真が大きいから感動も大きいんです」
↑↑↑ 引用ここまで ↑↑↑
お見事!
梶原しげるさんもおっしゃっているように、まさに名人芸。
今その商品を使って得られる「目の前の幸せ」だけでなく、
10年、20年先の「幸せのイメージ」まで伝えてしまうのです。
正直なところ、私のように印刷・出版に関わるような者以外、
みんな画素の持つ意味は分からないし、興味もない。
日常生活の上で、理解する必要もありません。
消費者にとって興味があるのは、その高画素なデジカメならば
子供や孫の人生とより親密に関われて
「幸せな未来」が手に入るということなのです。
うーん、やはり恐るべし。高田社長。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
セールスの現場やプレゼンの時、ついやってしまうのが、
アピールポイントの絞り込みができず、
あれもこれもといっぱい説明してしまうこと。
相手の立場になってみれば、例え興味のある話題でも、
いっぺんにいろいろ言われても、覚えてなどいられませんよね。
話の導入の段階で大事なのは、
その提案を通して相手に、夢や、希望や、
幸せのメッセージを与えられるかにかかっています。
詳しい仕様は、次回の打合せで・・くらいに思い切ることで
相手に届くトークになるのです。
みなさんもぜひ、この高田社長の
「幸せのイメージを伝える」トークを活用してください。
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~~~つぶやき ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「幸せのイメージ」という視点で考えてみたら、
なんで高田社長があんなに炊飯ジャーにこだわるのかが
分かった気がしました。
リビングに家族みんなが揃って
「ご飯がおいしいね」という会話を交わす。
そんな幸せを提供することに
高田社長のこだわりがあるのですね。
「幸せのイメージ」に「じゃぱたかモデル」の原点があることを
感じました。
「たかだ」だと思っていました。
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(おい、歌ってるのかい!自己突っ込みです)
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──────────────────────────────
私は生粋の九州人なので、
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さほど気になりません。
というより、ハイトーンな話し方以外は、
普通に私たちの会話です。
もちろん端々に出ているであろう長崎なまりも、
方言だとは気づいていません。
(私たち九州人にとっては共通語の範囲内ですから)
でも、あのトークには、引き込まれます。
なぜだろう?と思っていたら、
しゃべりのプロ、アナウンサーの梶原しげるさんが
その秘密について解説している記事に出会いました。
ネタもと:NBonline(2008年6月19日)
梶原しげるの「プロのしゃべりのテクニック」より
「ジャパネットたかたの本当のすごさ」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nba/20080611/161788/
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<ポイント1>「幸せのイメージ」を伝える
↓↓↓ ここから記事引用 ↓↓↓
(あの、独特の声の調子を思い浮かべて)
「大型液晶テレビ。画面が大きいんです。
画面が大きいと、家族みんなで見られるんです。
皆さん!
これまで小さなテレビを別々の部屋で見ていませんでしたか?
この大画面液晶テレビ! 大きいですから居間に置きますね。
くっきりはっきり大型、大画面液晶
(高田社長はあえて同じ言葉を何度も繰り返すのが特徴)。
家族みんなで見たいですね。
お父さんも、お母さんも、お子さんたちも、
おじいちゃんも、おばあちゃんも。
どうです。家族が一つになって、1つの液晶大画面を見る。
昔みたいな家族だんらんが戻ってくるんです」
高田社長は、商品の性能を細かく説明するより、
その商品を購入することで、
一家にどんな幸せが訪れるかをイメージさせることに
心を砕くのが常だ。
↑↑↑ 引用ここまで ↑↑↑
そうなんですね。
高田社長のトークには、話を聞いている人に、
その商品を使うことで自分が獲得できる
“幸せ”をクッキリとイメージさせる力があるのです。
最近のマーケティングでは、商品の持つ機能だけでは、
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高田社長が本当にスゴイのは「幸せのイメージ」という
ストーリーを伝える力なのです。
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だいぶ以前。
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当時、700万画素と言えば相当なハイスペック。
普通なら技術的に優れている部分をアピールしたいところ。
しかし、高田社長はこう切り出した。
「いいですか、人気のデジカメ。今日のはなんと700万画素なんです。
700万画素だと、写真を、ほらここにある新聞紙(手に新聞紙を広げる)
一面の大きさに引き伸ばしても、
このように(今度は同じ大きさに引き伸ばした写真に持ち替え)
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どうです。
こんなに大きくしても、くっきりはっきり画質が落ちないんです。
この700万画素のデジカメで、お子さんやお孫さんの写真を、
例えば誕生日ごとにとっておいて、
20歳の成人式の日にこの新聞紙の大きさの成長記録集として
プレゼントしたら、びっくりしますよ。
『お母さんありがとう』『おばあちゃんありがとう』
振り袖姿のお嬢ちゃん、泣いて喜んでくれるんじゃないですか。
700万画素だからできるんです。写真が大きいから感動も大きいんです」
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お見事!
梶原しげるさんもおっしゃっているように、まさに名人芸。
今その商品を使って得られる「目の前の幸せ」だけでなく、
10年、20年先の「幸せのイメージ」まで伝えてしまうのです。
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